Pilates Motion Atlas
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マシンピラティスの
基本動作と種目一覧

リフォーマーの仕組みから、姿勢別の51種目、最初に見る順番と観察のポイントまで。動く台の上で、体がどう支えられているかを3Dで確かめます。

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リフォーマーとは:マシンピラティスで使う機器の各部

マシンピラティスで最も多く使われるのが、リフォーマーと呼ばれる機器です。レールの上を前後に動く台(キャリッジ)が、スプリングでフレームにつながっています。足でバーを押す、手でストラップを引くといった動作で台が動き、戻るときはスプリングに引き戻される力を受け止めます。

リフォーマーの上で仰向けになり、足をフットバーに置いた3D模式図。キャリッジ、フットバー、スプリング、肩当て、ロープの支柱に番号を付けています。
フットワークの3Dから選んだ一場面に、主な部位の番号を付けています。機器の形は機種によって異なります。
1キャリッジ(動く台)
体を乗せる台です。レールの上を前後に動くため、マットと違って体を支える面そのものが移動します。
2フットバー
足や手を置いて押すためのバーです。高さや角度を変えられる機種が多く、使わない種目では下げて使います。
3スプリング
キャリッジとフレームをつなぐばねです。本数や強さを組み合わせて、台を動かすのに必要な力を変えます。
4肩当て・ヘッドレスト
仰向けで肩が台からずれないように当てるパッドと、頭を支える台です。ヘッドレストは高さを変えられる機種があります。
5ロープ・滑車とストラップ
支柱の滑車を通ったロープがキャリッジにつながり、先端のストラップを手や足に掛けて引きます。
6固定台・フレーム
フットバー側の動かない台(プラットフォーム)と外枠です。立位の種目では、ここに片足を置いて動く台と組み合わせます。

種目によっては、キャリッジに載せるボックス(ロングボックスなど)や、足で蹴るジャンプボードなどの付属品も使います。このサイトの3Dでは付属品を使う種目も、準備姿勢と一緒に確認できます。

マシンピラティスとマットピラティスの違い

マットピラティスは床の上で、主に自分の体重と重力を使って動きます。マシンピラティスでは、スプリングの抵抗と動く台が加わります。押す・引く方向がはっきりする一方で、台が動くぶん、どこで体を支えているかを意識して観察する必要があります。

どちらが簡単・難しいと一律には決まりません。道具・体の支え方・学び方の比較はピラティスとは?マシンとマットの違いに表でまとめています。床の上の種目はマットピラティスのポーズ・種目一覧から探せます。

マシンピラティスの基本動作:姿勢別51種目

開始姿勢ごとに並べています。画像は教材の3Dから選んだ一場面です。カードから動作の解説へ、「3Dで見る」から動きを止めて回せる3D教材へ進めます。並びは姿勢ごとの一覧で、連続して行う運動メニューではありません。

仰向け17種目

仰向けはマシンピラティスで最初に習うことの多い姿勢です。背中全体がキャリッジに支えられるため、手足の動きと体幹の位置を分けて見やすくなります。

ストラップを手で持つ(アームワーク)2種目

仰向けでストラップを引き、腕を体の横へ下ろしたり円を描いたりします。腕が動いても肩や肋骨の位置が変わらないかを見ます。

ジャンプボードを使う1種目

付属のジャンプボードを取り付ける種目です。蹴り出し・離れる・受け止めるという接点の変化が大きいため、指導者のもとで行う種目として紹介します。

座位5種目

キャリッジやボックスに座り、坐骨で支えた状態から背骨を丸める・傾ける・回す動きを見ます。

うつ伏せ2種目

ロングボックスにうつ伏せになり、胸を起こす動きや、ストラップを引く腕の動きを見ます。

横向き2種目

横向きで骨盤の向きを保ったまま、上側の脚を開く・押す動きを見ます。

四つ這い10種目

手と膝で支え、キャリッジの移動に合わせた背中の丸まりと伸び、肩の動きを見ます。

膝立ち10種目

膝立ち・片膝立ちで、ストラップの引きに対して体幹を保つ、胸郭を回す動きを見ます。

立位5種目

固定された台やボックスとキャリッジに足を分けて置き、股関節を開閉したり折りたたんだりします。台の上に立つため、指導者のもとで学ぶ発展的な種目です。

マシンピラティスのやり方:初めての方が見る順番

初めてリフォーマーの教材を見るときは、機器との接点が分かりやすい仰向けの種目から始めると、仕組みと体の動きを結び付けやすくなります。次の順番は3Dで観察する順番の一例で、実技で行う種目や回数を指定するメニューではありません。

  1. 01

    フットワークFootwork

    足裏とバーの接点、膝とつま先の向き、キャリッジが動く範囲。マシンの仕組みを知る入口です。

    3Dで見る
  2. 02

    ヒールレイズHeel Raises

    膝の角度を保ったまま、足首だけを動かす小さな動き。動かす関節を一つに絞って見ます。

    3Dで見る
  3. 03

    ペルビックティルトPelvic Tilt

    骨盤を小さく傾けて戻す動き。背中とキャリッジの接点がどう変わるかを見ます。

    3Dで見る
  4. 04

    ハーフヒップリフトHalf Hip Lift

    肩で支えたまま、骨盤から背骨を順に持ち上げる流れ。背骨の動く順番を見ます。

    3Dで見る
  5. 05

    アームプレスSupine Arm Press

    ストラップを引く腕と、動かさずに保つ体幹。肩をすくめずに腕を下ろす場面を見ます。

    3Dで見る
  6. 06

    フロッグFrog

    足にストラップをかけ、脚を斜め前へ伸ばす動き。脚の位置と骨盤の安定を見比べます。

    3Dで見る

仰向けの動きに慣れたら、座位・四つ這い・膝立ちへと支える場所が変わる種目を見比べます。機器の上に立つ種目やジャンプボードを使う種目は、支え方の変化が大きいため、実際に行う場合は指導者のもとで学んでください。

関節・背骨・呼吸:リフォーマーで観察するポイント

台が動くマシンでは、動いている場所と支えている場所を分けて見ることが大切です。3Dで一時停止し、横や上から次の点を確認します。

肩と首

ストラップを引くときや手でバーを支えるとき、肩がすくんでいないか、肩当てに肩を押し込んでいないかを見ます。腕は肩から動き、首に力が集まっていないかも確認します。

筋肉から種目を探す

呼吸の合わせ方

教材の呼吸は、動きの区切りに合わせた一例です。吸う・吐くのタイミングは指導によって異なります。息を止めずに動きを続けられているかを優先して確認します。

ピラティスの呼吸法:胸式呼吸とタイミング

戻るときの制御

マシンならではの観察点です。押し出す場面だけでなく、スプリングに引き戻されてキャリッジが勢いよく戻っていないか、戻りの速さをそろえられているかを見ます。

フットワークの戻りを3Dで見る

スプリングと機器設定の考え方

  • スプリングは「戻す力」でもあります。押す・引く動作でスプリングが伸び、戻るときはその力を受け止めながら台を戻します。行きと戻りの両方が動作の一部です。
  • 重い設定が、いつも難しいとは限りません。軽い設定では台が動きやすく、体を安定させるために注意する点が増える種目もあります。本数や強さは、種目の目的と体の状態に合わせて決められます。
  • 色と強さの対応は機種ごとに異なります。3Dに表示されるスプリングの本数や色、バーの位置は観察用のモデルで、使用する機器に対する指定ではありません。
  • 設定はキャリッジを止めた状態で。フットバーの高さ、ヘッドレスト、ストラップの長さ、ストッパーの位置なども含め、変更の方法は機器の説明書と指導者に従ってください。乗り降りのときも台が動くことに注意します。

マシンピラティスについてよくある質問

マシンピラティスとマットピラティスは、どちらから始めればよいですか?

どちらが先という決まりはありません。通える教室の形式、目的、体の状態によって選び方が変わるため、体験レッスンや指導者への相談で決めるのが確実です。道具・支え方の違いは「ピラティスとは?マシンとマットの違い」にまとめています。

自宅にリフォーマーがなくても、このページの教材は使えますか?

使えます。3Dと解説の閲覧に機器は必要ありません。スタジオで習った種目の名前を確認したり、準備姿勢と動作の流れを見直したりする予習・復習用の教材です。実際にマシンを使うときは、機種の設定と使い方を指導者から学んでください。

スプリングは何本・何色にすればよいですか?

決まった正解はありません。スプリングの色と強さの対応はメーカーや機種によって異なり、同じ種目でも目的や体格、習熟度で設定が変わります。3Dに表示されるスプリングの本数や色は観察用のモデルで、使用する機器への指定ではありません。設定は指導者に確認してください。

教室によって種目名ややり方が違うのはなぜですか?

ピラティスには複数の流派や養成団体があり、同じ名前でも足の位置・機器設定・目的が異なることがあります。このページでは日本語名と英語名を並べています。名前だけで判断せず、準備姿勢と支える場所を照らし合わせて確認してください。

膝・腰・肩などの関節に痛みや不安があるときは?

レッスンの前に、医療機関や指導者に相談してください。このサイトは動きを観察するための教材で、個別の診断や運動の可否を判断するものではありません。動作中に痛みや違和感があれば中止し、無理に3Dと同じ姿勢や角度を目指さないでください。

このマシン教材について

リフォーマーを中心とした教材で、すべてのピラティスマシンを網羅するものではありません。準備動作から発展的な種目までを掲載しており、すべてが初心者向けの実技ではありません。3Dは姿勢や動きを観察するための模式モデルです。流派や指導目的によって方法は異なり、画面と同じ姿勢や角度を目指すものではありません。

実際にマシンを使うときは、機種ごとの設定と使い方を指導者から学び、痛みや違和感がある場合は中止してください。教材はCoconeRu. Move監修のもと制作中(順次確認中)です。

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