四つ這いで腕を下へ通し、上へ開く
別名:スレッド・ザ・ニードル(糸通し)
背中・脇腹の動的ストレッチの動作解説・四つ這い
背中の上部の回旋を、動きながら少しずつ大きく動かす動的ストレッチです。運動の前の準備にも使えます。

どこを動かす種目?
四つ這いで腕を下へ通し、上へ開くの対象は「背中の上部の回旋」です。四つ這いの姿勢で行います。
スタートポジション
四つ這いになり、手を肩の下、膝を股関節の下に置きます。
動作の流れ
- 01姿勢を整える
左手で床をしっかり押します。
- 02小さく動かす
右手を左手と膝の間から左へ通し、胸を下げます。次に右腕を天井へ上げて胸を開きます。
- 03範囲を広げる
目線で右手を追いながら、通す・開く範囲を少しずつ大きくします。
- 04小さくして止める
動きを小さくし、四つ這いに戻って止めます。
3D教材では、それぞれの段階で一時停止し、横・上・足側から体の位置を確認できます。
自分で確認すること
腰まで大きく回っていないか(回るのは胸から上か)、支える肩がすくんでいないかを確認します。
やり方を調整する
やさしくする:腕を上へ開く動きだけにし、通す動きは省きます。
もう一段深める:通したときに、肩と側頭部を床に近づけて少し止めます。
注意
鋭い痛み、しびれ、めまい、息苦しさ、不安があれば中止してください。治療中、手術後、妊娠中などは担当の医療専門職に確認してください。
参考資料・確認範囲
Behm DG ほか. Acute effects of muscle stretching on physical performance, range of motion, and injury incidence in healthy active individuals: a systematic review. Appl Physiol Nutr Metab. 2016 ↗
静的・動的・PNFストレッチの直後の影響を比べた総説。運動前には動きのあるストレッチを使う考え方。