肩外転の介助
補助ストレッチの動作解説・仰向け
肩外転・胸部を対象に、接触・固定・代償を分けて観察する介助ストレッチです。

どこを伸ばす種目?
肩外転の介助の対象は「肩外転・胸部」です。仰向けの姿勢で行います。
スタートポジション
お客様は仰向けで、左の肘を90度に曲げます。トレーナーは左側に立ち、前腕と上腕(肘の近く)を支えます。
動作の流れ
- 01腕を支える
肘の角度を保ち、腕の重さを受けます。
- 02腕を横へ開く
肘を曲げたまま、腕を横から頭のほうへ上げます。
- 03反応を確認する
肩のすくみ、胸の反り、痛みを確認します。
- 04腕を戻す
支えたまま腕を体の横へ戻します。
3D教材では、それぞれの段階で一時停止し、横・上・足側から体の位置を確認できます。
トレーナーが確認すること
肩甲骨や胸郭の動きで大きく見せていないかを確認します。
専門指導情報
トレーナーの位置
お客様の左側(3Dの対象側)に立ち、足を前後に開いて台の高さに合わせます。腕の力だけで支えず、体重移動で動かします。
接触と支持
前腕(手首の近く)と、上腕(肘の近く)を手のひらで支えます。
固定
肘を90度前後に保ちます。
代償動作
肩のすくみ、胸郭の反り、体幹の回旋、肘の角度の変化。
負担を減らす方法
動かす範囲を小さくし、脚や腕の重さをクッションや台へ預けます。痛みのない開始姿勢の確認まで戻します。
声かけと同意
触れる位置と動かす方向を先に伝え、「痛みや不安があれば、すぐに教えてください」と声をかけます。触れる前と動かす前に同意を確認します。
中止基準
鋭い痛み、しびれ、脱力、関節の詰まり感、めまい、息苦しさ、不安、または中止の意思表示があれば、直ちに開始位置へ戻します。
参考資料には医療・介助者向けのものを含みます。この3Dは店舗での手順として最終監修前のため、実技指導に代わるものではありません。未経験の手技を3Dだけで実施しないでください。
注意
資格と契約の範囲、店舗の手順に従い、開始前に既往歴、服薬、痛みの有無を確認してください。診断や治療の代わりではありません。未経験の手技を3Dだけで実施しないでください。
参考資料・確認範囲
Worcestershire Acute Hospitals NHS — Stretching Exercises with Assistance ↗
介助者向け。肩の挙上と外転、肘と手首、両膝抱え、膝倒し、内もも、横向きの股関節前面、太もも前面、もも裏、足首を支える位置と動かし方。